amato

時間軸を通じて様々な出来事や歴史的なエピソードを綴る

2021年04月

佐幕とかのはなし

 私がよく使う佐幕という言葉。これはいったいなんでしょうというご質問をいただきました。ネットで調べると、佐幕(さばく)とは、動乱の幕末期によく使われた言葉で、「幕府を補佐する」の意。 しばしば倒幕派と対比するために佐幕派とも呼ばれると書かれています。は補佐のことですから助けるとか支えるという意味を持つわけです。とまあ、ここまで辞書的な意味となりますが、これではつまらないのでちょっとひねりを加えていきましょう。

 佐幕の対義語があるとすると倒幕という感じでしょうか。幕府を支える反対側の人たちですから倒幕です。この倒幕という言葉は徳川治世を終了させることを意味しましたので、それに変わる統治機構を作らないといけません。それが明治政府だったわけです。

 ただ、ペリー来航の時に倒幕なんて機運があったかというとまだまだそんな時代ではありません。1853年のペリー来航から1868年の戊辰戦争まで15年ほどあります。この頃の幕府はまだまだ統治機構としても盤石でしたから、薩摩藩や土佐藩は佐幕派で幕府を助ける立場でしたし、長州藩ですら倒幕までは考えておらず尊皇攘夷という考え方で留まっておりました。

 ただ、この尊皇攘夷という思想がちょいと面倒でして……。文字だけを見れば皇を尊び夷を打ち払うという意味ですから当時の公家や武士階級から見れば胸がスカっとする思想です。しかし、当時は列強が虎視眈々と日本を狙っている状況であり、客観的に見れば尊皇攘夷自体は極めて実現困難なマニュフェストでもあるわけです。

 山本太郎氏がこんな公約を掲げていましたね。今でもそうなのかな。

①消費税廃止
②最低賃金1500円(政府補償付)
③奨学金徳政令
④公務員増
⑤一次産業戸別所得保障
⑥トンデモ法一括見直し
⑦辺野古基地建設中止
⑧原発即時廃止


 典型的なポピュリズム的な公約が並んでいます。実現不可能な公約を高らかと掲げることで迷蒙の大衆の感情を高揚させて、そのエネルギーで大衆を特定の方向に誘導していくわけですね。

 尊皇攘夷もこれと同じ構図であろうと思うのです。尊王攘夷運動のボリュームゾーンは下級武士です。つまり、食うや食わずの下級武士達は上級武士ほどに学問をしてないので、扇情されエンロールされやすい傾向があったかと思うのです。

 どこに誘導されるかというと、「夷狄打つべし!」「異国船、打ち払うべし!」という方向です。しかし、実際にそれをやると列強の反撃を食らって統治機構である徳川幕府の信用が失われ、資金的に疲弊し、そして治安が悪化していきます。それが狙いだったのです。

 尊皇攘夷を仕掛けた連中は、そのように無学な下級武士達を上手に操って日本国内を混乱に陥れ、幕府の統治機構を揺さぶろうとしたわけです。

 そして、揺さぶりが効いて来たところで、次は倒幕という思想にすり替えていきます。まるで既得権益層がグローバリズムや共産主義、そしてSDGsにすり替わっていくのと同じ構図ですね。

 こういう奔流のような流れに対して、東北諸藩は奥羽越列藩同盟を結成して抵抗したり、あるいは会津藩などは少年兵なども繰り出して徹底抗戦をして幕府側に立って戦いました。
 
 いずれにせよ、日本から武士を無くしたのは痛かったと個人的には思いますな。個人的な妄想としては、徳川幕府がそのまま政治を行っていくことができれば、また違った歴史になっていただろうにと思うのです。

 とまあ、佐幕、尊皇攘夷、尊王倒幕というような思想は、グローバリズムや共産主義と同じく皮をかぶっているので、その奥にある本質を見抜くことが肝要であろうと思うわけであります。吉田松陰の尊皇攘夷と世良修蔵の尊皇攘夷は違うということです。長州の尊皇、薩摩の尊皇、土佐の尊王、福岡藩の尊王はそれぞれ中身が違うということですね。
 
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 この私の記事も参考にしてね。
 立場の移り変わり

久々の安倍総理、お元気そう


 今だから話せるシリーズですね!

 

米中政治には興味なしっすw

 最近、米国やシナのネタやらないでつねと御下問がありましたが、興味ないのですよ。だって、もう今の米中のやりとりなんて茶番だろって思っているのでね。いくら売電が均平に啖呵を切ったところで、ゴールデンボールを握られているわけですから、所詮は茶番。米中の軍事衝突オプションがあったとしてもそれも茶番でしょう。今はまったく興味がないのですよ。シナリオ通りに進んでいるってことでしょうし。


 台湾有事はどうなのかって話ですが、来年の北京五輪の最終日である2月20日以降に発生する可能性があると思いますよ。五輪を成功させることは均平にとって『終身独裁官』への重要な布石ですからね。ここをしっかり押さえつつ、その直後に台湾制圧。ついでに尖閣に人工物建造。そして実効支配へという道筋なんじゃないでしょうか。


 台湾が占領されるのは断腸の極みではありますが、これは既定路線だと思うし、現状のリソースでは打開策が無いだろうと思います。なんせあの売電ですしねえ。台湾や沖縄はひょっとすると一度は敵の手中に収まるやも知れません。その後で取り返すという感じでしょうか。


 日本人の覚醒についてはまだ先でしょう。安保闘争などをやらかした拗らせ爺さん達が鬼籍へと入っていくとか、あるいは耄碌した時かな。その上で日本国土に明確な形で攻撃があり、死傷者が発生した時。一気に反対の極に振れていくでしょう。


 そういう意味では適応するというのはいつの時代でもサバイブの基本ですから、どのような状況であっても適応していくのは重要かもね。


 さて、5年後、10年後の世界がどうなっているか。ここは非常に楽しみではあります。が、そこに至るまでのちょんの間のいま、世界は茶番で動いているのであんまり興味がないという感じなのであります。むしろ呪術廻戦に夢中ですw


 

 

あまとつべ 4月 3回目


 では、3回目、いってみませう!続きを読む

町のちがい

 どこの都府県もかつてはどこかの藩だったわけですが、この藩の影響力というのはやはり今でもあるのではないかと思うのです。藩が廃止されて県が置かれた最初は301県もあったというから、やっぱりちょっと多い感じもしますな。

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 よそでも似たような話があるかと思いますが、福岡県もかつてはざっくり4藩に分かれておりました。黒田家の福岡藩、小笠原家の小倉藩、有馬家の久留米藩、立花家の柳川藩。もちろん、これ以外にも小藩や支藩があったんですが割愛。


 藩制期には人の往来は今ほど自由ではありませんから、文化や言葉に独自性が生まれやすかったわけですね。ですから、藩が違えば方言も気性も違うという感じだったわけです。


 んでもって、福岡は修羅の国などと揶揄されますが、あれはやはり北九州市のイメージでしょうか。ま、私も幼少期には北九州市に住んでいた事もあるのですが、やはりちょっと喧嘩っぱやいイメージがありましたね。小学生の頃も喧嘩してましたし。


 福岡地方の方は太古からの港町である博多を抱えていますから、来訪者に対して寛容でウェルカムな気性があります。もちろん、「コーヒーのまはる?」という言葉が「はよ、帰れ」という意味でもないのでご安心ください。ま、私も居酒屋などで隣に他県の方が座ると思わず話しかけてしまいます。


 もちろん、城下町以外にも宿場町ベースの都市もあります。そうなるとまた気性が変化してきますから面白いところです。東海道の宿場町などもまさにそれですね。町設計の思想が根本から異なるのでそれが街づくりに反映され、人にも影響を与えているのでしょうね。そういうことで、ごきげんよう!

 


 

こむろ


 こむろさんの件ですが、質問とかもありましてね。どうなのかということなのですが……。まあ、なんですか……。もちろん、見解は持っていますが、ちょっとねえ……。ってことで、限りなく薄めてパスワード記事にしておきましょうw

スクリーンショット 2021-04-22 15.14.46続きを読む

桜田門外

 私はもともと佐幕派なので桜田門外の変に対してはネガティブな立場です。井伊大老は茶人としても著名でありましたし、何よりも人物でありましたからね。大事な時期に惜しい人物を亡くしたということで不逞浪士への評価はあまり高くないのです、私の中では……。

 


 井伊大老はその著書である「茶湯一会集」の中で、一期一会についてこのように書かれています。

 一期一会
 そもそも茶の湯の交会は一期一会といひて、たとへ幾度おなし主客交会するとも今日の会にふたたびかえざる事を思へハ 実に我一世一度の会也 去るニより 主人ハ万事に心を配り 聊かも粗末なきよう親切実意を尽くし 客にも此会ニ又逢ひかたき事を弁へ 主客の趣向何一つも愚かならぬを感心し 実意を以って交るへき也 是を一期一会といふ



 さらには独坐観念としてこう書かれています。

  独座観念  

 主客とも余情残心を催し 退出の挨拶終われハ 客も露地を出るニ高聲ニは咄さす静ニあとを炉前ニ独座して 今暫く御咄も有るへきニ もはや何方(いずかた)まて可被参哉 今日一期一会済みてふたたひかえらさる事を観念し 或いハ独服も致す事 是一会極意の習いなり 此時寂寞として打ち語らふものとてハ 釜一口のみニシて外ニ物なし 誠ニ自得せされハ 至りかたき境界なり



 彦根藩主であり、かつ幕府大老という立場にあってもこのような深い思索に入れるというのはやはり相応に人物なのでしょう。

 ということで、動乱期に惜しい人物を亡くしたということで、水戸浪士達は道を誤ったと今でも思っておるのです。

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あまとつべ 4月 2回目

 ご質問にお答えしまして……続きを読む

傍受了解

 貴重な音源ですね続きを読む

テレビ番組がつまらない理由


 その筋から聴きましたのでシェアしておきましょう。続きを読む
ファクトチェック
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