知人と話をして思い出した話。数年前でしたが師走に富岡八幡宮で殺人事件がありましたね。こんなやつでした。
ふと思ったんですが、これが江戸時代ならすぐにかわら版が出されて、人形浄瑠璃や江戸歌舞伎などの演目にされて「永代島玉散鏡」なんて名前で興行されていたことでしょうな。
看板は月岡芳年がいいでしょうね。その筋では比類なき絵かき。

さてその筋はというとこんな感じ。歌舞伎は実名や現実の役職は変えて演じますので、代数は変えてしまいましょう。
2代宮司が流行り病に臥せり永代橋神社の身代を3代目の若宮司に譲る。まだ若い3代目は吉原に入り浸り毎夜のように千両箱が飛んでいく。それだけならまだしも岡場所の夜鷹や奉公人の娘にも手を出す始末。寺社奉行からも厳しい叱責を受けた2代目は「これは捨て置けぬ」と自ら復職して3代目を勘当処分とする。
これに逆恨みした3代目。4代目となった実姉に対して散々な嫌がらせをするが、姉の方も寺社奉行や町奉行に相談するなどして対策を練る。3代目は浪人者や渡り中間などを雇って4代目を精神的に追い詰めていく。
もう宮司復職なんざ関係ねえ。あいつを殺して俺も死んでやらあな
雪が静かに降り積もる師走のある新月の夜。駕籠から降りた4代目に静かに近づく男の影。はっと気づいた4代目が観たものは、頭に蝋燭を2本巻きつけ、漆黒の刺子半纏に股立(ももだち)の出で立ちにて、二尺八寸の村正を抜き放った4代目。
恨みはらさでおくものかと吐き捨て駆け寄りざまにエイっと袈裟懸けに一刀。これを観ていた定町廻りの密偵「しまった」と脱兎の如く飛び出して3代目の2撃目を抜刀して防ぎつつ、返す刃にて3代目の左肩からみぞおちまで、重心載せてふんっと切り落とす。白雪の上に真っ赤な血しぶきが飛び、もんどりうってひっくり返る3代目。すぐさま呼子笛を吹き鳴らし助太刀を呼び寄せる定町廻り。
鬼の形相にて村正の切っ先を地面に突き立て杖にして、それでも4代目に迫ろうとする3代目。成仏いたせと定町廻り、背中から心の臓目掛けて一突き。とどめを入れたところで御用提灯が遠くから無数に現れる。
こんな感じでどうでしょうね。
1994年(平成6年)10月に、盛彦の息子である第19代宮司が体調を崩して引退し、その長男が1995年(平成7年)3月に第20代宮司となったが、1999年(平成11年)以降に、金遣いの荒さや女癖の悪さなどが問題化し、2001年(平成13年)5月に解任され、先代の第19代宮司が宮司として復帰する[4]。第20代宮司は勘当状態となった後、新たに後継者とされた姉や父たちを恨んで脅迫を行ったり怪文書を撒いたりするなどしており、2006年(平成18年)に脅迫罪で逮捕されている。
2010年(平成22年)に第19代宮司が引退したため、富岡八幡宮はその長女を宮司として任命するよう神社本庁に具申していたが、正式な宮司への就任具申が3度にわたり認められなかったため、長女が「宮司代務者」となる宮司空席状態が7年ほど続いた。そのため富岡八幡宮は2017年(平成29年)9月に神社本庁から離脱して単立神社となり、長女が第21代宮司に就任した。別表神社としては、2010年(平成22年)の気多大社、2013年(平成25年)の梨木神社に続く神社本庁離脱となり、神社本庁のトップまで務めた有力神社の離脱として話題となった[5]。
長女の宮司就任の2か月後に事件は起きた。2017年12月7日、第21代宮司(長女)とその運転手が、第20代宮司(長男)とその妻に日本刀で切られた。第21代宮司は死亡し、運転手は重傷、第20代宮司は妻を殺害した後に自殺した[6]。警視庁は、実姉が正式に宮司となったことに対して、第20代宮司が自暴自棄になったものと見て、捜査に当たった[7]。事件の2日後の12月9日、富岡八幡宮は緊急の責任役員会議を開催し、宮司の補佐や代理を務めていた丸山聡一・権宮司を宮司代務者にすることに決めた[8]。2018年(平成30年)8月、丸山は宮司代務者から第22代宮司に就任した。かつて第21代宮司が住居として使用していた敷地内の洋館は、同年、解体された。
ふと思ったんですが、これが江戸時代ならすぐにかわら版が出されて、人形浄瑠璃や江戸歌舞伎などの演目にされて「永代島玉散鏡」なんて名前で興行されていたことでしょうな。
看板は月岡芳年がいいでしょうね。その筋では比類なき絵かき。

さてその筋はというとこんな感じ。歌舞伎は実名や現実の役職は変えて演じますので、代数は変えてしまいましょう。
2代宮司が流行り病に臥せり永代橋神社の身代を3代目の若宮司に譲る。まだ若い3代目は吉原に入り浸り毎夜のように千両箱が飛んでいく。それだけならまだしも岡場所の夜鷹や奉公人の娘にも手を出す始末。寺社奉行からも厳しい叱責を受けた2代目は「これは捨て置けぬ」と自ら復職して3代目を勘当処分とする。
これに逆恨みした3代目。4代目となった実姉に対して散々な嫌がらせをするが、姉の方も寺社奉行や町奉行に相談するなどして対策を練る。3代目は浪人者や渡り中間などを雇って4代目を精神的に追い詰めていく。
もう宮司復職なんざ関係ねえ。あいつを殺して俺も死んでやらあな
雪が静かに降り積もる師走のある新月の夜。駕籠から降りた4代目に静かに近づく男の影。はっと気づいた4代目が観たものは、頭に蝋燭を2本巻きつけ、漆黒の刺子半纏に股立(ももだち)の出で立ちにて、二尺八寸の村正を抜き放った4代目。
恨みはらさでおくものかと吐き捨て駆け寄りざまにエイっと袈裟懸けに一刀。これを観ていた定町廻りの密偵「しまった」と脱兎の如く飛び出して3代目の2撃目を抜刀して防ぎつつ、返す刃にて3代目の左肩からみぞおちまで、重心載せてふんっと切り落とす。白雪の上に真っ赤な血しぶきが飛び、もんどりうってひっくり返る3代目。すぐさま呼子笛を吹き鳴らし助太刀を呼び寄せる定町廻り。
鬼の形相にて村正の切っ先を地面に突き立て杖にして、それでも4代目に迫ろうとする3代目。成仏いたせと定町廻り、背中から心の臓目掛けて一突き。とどめを入れたところで御用提灯が遠くから無数に現れる。
こんな感じでどうでしょうね。
