動画で紹介したアレですが、宝暦治水事件といいます。手っ取り早くwikipediaで読んでおくと概要が頭に入るかと思います。

 このお手伝普請で薩摩藩が負担した金額は約40万両ほどといいますから、現在の金額にして320億円以くらいですかね。一分金がざっくり2万円、四分で一両=8万円ってところでしょうか。

 さらに「薩摩藩士にご馳走すんな」「薩摩藩士に草履なんかを安売りすんな」「工事現場の事務所の壁とかが壊れても修理すんな」「あと葬式も禁止な」と結構ヘビーな命令が幕府から出されていたようです。

 堤の方は出来たら幕府隠密に壊され、また出来たら壊されということで、嫌がらせも続いたものですから、薩摩藩士が抗議で切腹しています。しかし、抗議の切腹が知れると幕府からの仕返しが本藩に及ぶということで、なかったことにされたりとか……。


 江戸幕府には大岡忠相や勝麟太郎のように良い人材も豊富ですが、やはりそうでない連中もいたでしょうから、そういう遺恨が回り回って幕末維新に繋がっていったのかも知れませんね。